宮?明美 絵本 みやざきあけみ 宮崎明美 みやざきあけ美 ミヤザキアケミ みやざきあけみ
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誰もいない日曜日、家の中でカマキリに遭遇してしまった少年の動揺と小さな勇気を、克明に追いながらユーモラスに描いたこのお話は、「日産童話と絵本のグランプリ」童話の部で、2,414編のなかから、今年、グランプリに輝いたお話です。 この度、この素敵な受賞作品に、私(宮崎)が絵を担当して、無事、出版の運びとなりました。 部屋の一室、登場人物は少年ひとりとカマキリのみ、そして3時間という短い時間のなか、美しい風景もなく、かわいい動物もなく、少年の動きさえも、ほとんどありません。 絵本にすること自体が、難しいとの現場の声の中、作者の愛川さんからのご指名を受け、経験の浅い私が、大変な重責を担うこととなりました。 まさに私にとっても、大ぼうけんです。 果たして、私の絵は、この物語世界と寄り添って、こどもたちの想像の翼を広げる手助けをすることができたでしょうか? 読者対象は、小学校3学年ぐらいから。 とくに虫の苦手な子には、にやにやしながら楽しめるおはなしです。 もし書店や図書館でみかけましたら、ぜひ、お手にとって、にやにやと、お楽しみください。そして、お気に召しましたら、どうか、お知り合いのお子様にお勧めくださいますよう、よろしくお願いいたします。 書店には2016年12月20日頃より並び始める予定です。 すでにアマゾン等のネットでは予約販売が始まっています。 また、日産自動車からは、全国の図書館(約3,400館)へ、寄贈されました。 |